この写真は、約40年前、私が小学6年生の頃の机の周辺の写真です。学級のイラストコンクールのために描いた「ドカベン」の山田太郎の絵、里中さとるの絵。そして、どうやって手に入れたのか忘れましたが、水島新司さんのイラスト付きサインが飾ってあります。
「ドカベン」が大好きでした。
明訓高校が弁慶高校に負けたときは大きなショックを受け、里中さとる投手が3年の春、家庭事情で退部していくときには、寂しさで落ち込みました。そして、「大甲子園」の連載が始まり、里中が帰ってきたときは、心から喜びました。
小学校時代は、いろいろなことが、ドカベンとともにありました。
水島新司さんの死去は、悲しいニュースです。
キャッチャーが球審と接触し、予備ボールがこぼれて、ボールがたくさんになってしまう話。マンガの中の話かと思っていたら、本当にそんなシーンがありました。センバツが、雪の降る寒さと思ったら、翌日は真夏日になるという話も、実際に近い状況がありました。野球ルールの盲点をついて、白新高校の不知火投手から1点をとる話にも、野球の奥深さを教えてもらいました。
水島新司さん、楽しい時間を本当にありがとうございました。安らかにお眠りください。